2008年10月4日

「サボテンとしっぽ」 発売 !

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「The Road」について、ひとつだけ疑問があるんだけれど、それはタイトルロールが男性ばかりだということ。父と息子のお話(「子連れ狼」の影響大)というところがやはり、純アメリカ文学的な感じがする。

ころで、この「サボテンとしっぽ」は、白石ちえこさんの初の写真集。白石さんは以前、インドで暮らしていたんですって!
白石さんとは赤瀬川原平さんの話をよくするが、赤瀬川さんの独特の間(ま)に魅力を感じる者同士である。そして、白石さんの白黒写真にも絶妙な、間、「伸
びた間」が存在する。
古いものが新しい妙なものへと変化する刻。無理がなくて力が抜けていて、ユーモアも生んでいる。男性にはきっと映せないな。
白石さん、いつか東京湾の夜のカモメを観に、ドライブに連れてって下さいね。


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