2008年11月26日
「ぺネロぺ こわいゆめを やっつける」
今、本六で開催中の「ぺネロぺフェア」からの一冊です。パリ生まれのアン・グットマン(文)とドイツ生まれのゲオルグ・ハレンスレーベン(絵)ご夫妻の人気絵本シリーズの新刊です。
怖い夢で何回も眼を覚ましてしまい、ママに慰められているぺネロぺのあたまに、パパは古い本の表紙についているまほうの金のこなをつけてくれます。
すると、ぺネロぺに、素敵な夢ばかりがやってきて、ぐっすりと眠れるのです。
・・・シンプルな造形なのに、豊かで柔らかな感情を呼び起こしてくれるハンスさんの「ぺネロぺ」の総集編、画集のような大型絵本です。
ぺネロぺが空をとぶ夢には目を見張りますが、少々疲れ気味の私には、他の絵本ではなぜか彼女の部屋で横たわっている「敷物」に見えてしまった?ライオンさんの群れたちとお昼寝をする夢が一番好きです。サバンナにゆらゆらゆっくり時が流れていきます。
ああ、こちらまでふぁ~っと眠くなります。不眠症の大人の方にもお勧めです。