2012年5月4日
「それでも人生にイエスと言う」 V・E・フランクル
訳 山田邦男・松田美佳
春秋社刊 1993
「人生こそが問いを出し私たちは問われている存在なのです。生きること自体、問われていることにほかなりません。私たちが生きていくことは答えることにほかなりません。そしてそれは生きていることに責任を担うことです。」
「もう、現在がすべてであり、その現在は、人生が私たちに出すいつまでも新しい問いを含んでいるからです。すべてはもう、そのつど私たちにどんなことが期待されているかにかかっているのです。その際、どんな未来が私たちを待ち受けているかは、知るよしもありませんし、また知る必要もないのです。」 (27・28) -本文より-