2009年1月15日

「ひとりひとりすっくと立って」谷川俊太郎

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谷川俊太郎さんの「校歌詞集」です。
全国の幼稚園から大学、会社(社歌)の校歌44篇を選抜して収録している。
何年か前に路上ライブをやっている友人に、頼まれもしないのに歌詞を寄せたことがある。(テーマはなんと「第九条」だった~!?)
わりにいい出来だとは思うのだが、いまいち何かが気になっていた。
この詞集を読んでやっとその理由がわかった。
私の歌詞は中・高の校歌のようだったのである。
 以下、谷川さんの歌詞より。
「かんじる ゆめみる といかける / こころはふしぎな おおきなへや 」
「わたしがあすを あきらめたら あさは もうこない
/ ぼくがほしを みつめるとき そらは かぎりない」
「何気なく肩におかれた / 友達の手のあたたかさ / ひとりひそかに傷つくときも / 人は人を信じて生きる / 昨日を明日へ結ぶこの今日」
…などのことば、詞が、
降り注ぐ雪の結晶のように感じられたのだった。




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