12/1火曜日は臨時休業します。
明日12/1火曜日はお休みます。
続いていた痛みが酷くなり、
歩行もつらくなって受診したら、
筋肉の損傷とのことでした。
しばらく安静にということで、
明日はお休みさせていだたきます。
「Xmas本の贈り物FAIR」を開催中。
ご迷惑おかけします。
治して、オープンしたいと思います。
よろしくお願いします。
Gallery & Books ヴァリエテ本六 は
2019年8月をもって閉店いたしました。
長らくのご愛顧、誠にありがとうございました。
本六オーナーへのご連絡は下記までお願いします。
Mail: info@honroku.jp
明日12/1火曜日はお休みます。
続いていた痛みが酷くなり、
歩行もつらくなって受診したら、
筋肉の損傷とのことでした。
しばらく安静にということで、
明日はお休みさせていだたきます。
「Xmas本の贈り物FAIR」を開催中。
ご迷惑おかけします。
治して、オープンしたいと思います。
よろしくお願いします。
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クリスマスシーズン。身近な人を癒やす方法を、身につけてみませんか?
椅子に座って行う、タイヨガです。
本六で「ヨガ入門」の講師 村山仁美さんにご指導いただきます。
参加費 ¥1,600
★ペアでご参加ください。お一人参加も歓迎です。
参加希望の方は、HPトップの「お問い合わせ」ボタンから、
ご予約下さい。
お申込みは11/30月曜日締切りです。最少実施人数は4名です。
講師: 村山仁美 Murayma Hitomi
・ハーモニーヨガ主宰&インストラクター。・ヴィヴェーカナンダヨーガ研究財団ヨーガ教師
・全米ヨガアライアンス〔RYT200〕・JCCAコアコンディショニングベーシックインストラクター
・タイヨガボディーワークITMレベル2セラピスト
イブニン: 昨日21日日曜日、「Xmas本の贈り物FAIR」関連の本、作品、小品を展示しました。
片壁だけですけど。汗
モーニン: お手伝いさんが来てくださったんで、店主は大助かりでしたね。
イブニン: 彼らが帰ってからいよいよ調整作業開始。
モーニン: 喜々として開始。
イブニン: あっという間に3時間でした。
モーニン: 連日の勤務なので9時に終了しました。止めろ・早く帰った方がいい・休んでください、とか、メールも数本、送られてきちゃいましたね。
イブニン: それなのに、
モーニン: …のに、
イブニン: 続けて作業しちゃたんだけど、ふしぎなことにまったく疲れを感じなかったのは どうして? かみさま。
モーニン: 神さまにきかずとも。
イブニン: はい、そのお答えはですね。ひさしぶりにひとりで集中できたからだ。きっと。
モーニン: 好きなことは飽きないんで。店主に体力があったら 一晩でも続けちゃうね。
これは、どの分野にも言えますね。宮崎剛さんが納品にいらしたけど、椿山荘に依頼された作品つくりで徹夜明けだった。
イブニン: 店主は、「本」より「店」にこだわり持ってるんじゃないかという疑惑が。
モーニン: それはないと思うけど、わざわざ改装しての開店だからこだわりあるのは当たり前よ。
イブニン: お店をかっこよくしたい、という思いは強い。そうじゃなきゃいけないという感じですね。
モーニン: 古民家再生ということが言われてきたころですね。12年前のそのころは。
ずっと、お店としての整備や清掃を考えてんだけど、最近はとんとその時間もなかった。
イブニン: それがここにきて、どたん場!で、
モーニン: 自由に展示する「Xmas FAIR」を開くことになって、ほんとによかった。
ゴージャスなヴィジュアル本のパイインターナショナルさんと、沙羅さんのおかげもあります。
イブニン: 同感です。ボクたちも嬉しい。なにしろ、店主が元気だとボク達も登場できるからねぇ。
モーニン: あたしたち、永遠に冬眠させられているんだろうか、っていう不安があったよね。
イブニン: 消滅キャラ。
モーニン: そういう意味でもよかったね、思う存分おしゃべりできるって愉しい。
イブニン: お店の飾りつけとか、自営業の愉しみだね~。商いがうまくいけば最高です。
ところで、この会話って、意味あるのか。
モーニン: はぁて、うむうむ。
イブニン: わっ。その妙な手振りは止めてくんない。
モーニン: いや、これは時間稼ぎ、ははっ。。
イブニン: 意味とかは、ないんだけど。
ボクがまとめちゃうと、ええとお店にも本にも、あんまり手を入れられずにいたけど。
好きでそうしてたわけじゃないってこと?
モーニン: そうか。本六はたしかにごちゃごちゃしてるけど、あえて、の部分あり。
混沌にも基調はあるのだと、それが余裕だと思うんだと、思いたいと。
イブニン: あの、話しちょっと変わるけど、お客さんたちの感じ方と、
お店の「こうありたい」っていう理念とのマッチング、その微調整も必要かね。
それらを包んでいる環境。文京区だったり、本郷だったり、商店街だったり、
その中でどのようにやるかは、当たり前ですがずっと考えてきたよね。
モーニン: 小さなお店でも影響力はある。
古家しか持ってない時間の蓄積の上に、風を呼び込んで停滞だけはさせないようには、してきたよね。
イブニン: それは経営者が、停滞が大嫌いだからだね。混沌は好きかも。
そこと、扱い商品が「古本」ということに、+アルファを見つけたいことはあったよね。
モーニン: お店をやりたいとか二代目を継ぐとかじゃなくてさ、ただ建物保存したいなってことから、
古本屋もギャラリーにも、全くのシロートが始めたんだからそうなる。
「そんなアタシでも、あれこれを許してくれる、本六の「男前」なところが私は好きです」。
イブニン: なんでも受け入れてくれる太っ腹な建物ですね。
生かしてくれた小山田建築士の力もあるし、土台がそうなんだな。戦前の建物。
モーニン: しかし、これからはどうなるか。来年は11年目に入るのよ。
イブニン: 混沌を突き抜ければ、どうなる。
モーニン : 突き抜けられないのが混沌なの。つまり?これからは内容重視。(にするしかない)
イブニン: スタンダードを極めていく。
モーニン: …クール!?
イブニン: 部外者だけど本六住まいのボクたちには、そこんとこはよくわかんない。
店主に今度、きいてみよう。 とにかく、ボクたちが出てこれてよかった。
モーニン: 店主もXmasを迎える気分になれたことは良かったね。若いころからクリスマス大好きな人だから。
昔のブログで、誰かのお誕生日をお祝いする日、なんて素敵だろう、誰にでもお誕生日はあって、
つまり、クリスマスは、生まれたことをお祝いする日なんだよね、と、書いていたような気がする。
イブニン: そして、なんといっても、お客さんがやってきてのお店です。
皆さん、Xmas本の贈り物FAIR」に、ぜひお立ち寄りくださいね。
ビブリオマンシーを贈る {本の贈り物FAIR} パイターナショナルの本から
今日、パイインターナショナルの本が届きました。
はじめて目にした大判の、表紙に箔押しが施された美本たち。
函を開けて、コーフンしちゃいましたね。ビューティフル!!
早く飾って、お客さんにお見せしたいです。
せっかくだから、少し、ご紹介しておきますね。
届いた本の中には、<新刊>棚に常備で置いているものもあります。
それは石井ゆかりさんの著作、『青い鳥の本』から始まった「鳥」シリーズです。
ビブリオマンシーシリーズで、現在4冊まで刊行されています。
「ビブリオマンシー」とは、昔からある占いで「本」を用いるものです。
厚みのある本を、ぱっと開いて、そこに書かれている言葉を「お告げ」として捉えるのです。
そこに現れた石井ゆかりさんのきれいな言葉を、
自分なりに解釈していくのがおもしろいのです。
参加型占い本、とも言えますね。
それだけじゃなくて、エッセイ集、読み物としても充実しています。
「鳥」シリーズには、本六ではおなじみの人気版画作家の沙羅さんが、
挿絵(版画)を施しています。
言葉と絵が絶妙なメロディーを奏でているのです。
沙羅さんの原画展も、今回、ともに開催します!!
囁きのような、瀟洒な小品展です。
本を手に取り、版画作品を眺めて、
今年のことを振り返ったり、来年に想いを馳せてはいかがでしょうか。
4冊の中から、お好きな「鳥」を選んでくださいね。
ちなみに一番新しいものは「黒い鳥の本」で、
私のお気に入りです。
Xmasシーズンに向けて、「本の贈り物フェア」を開きます。
オリジナル額絵、イラスト作品、クリスマスカード、雑貨も販売。
個性溢れる古い外国絵本、日本の絵本、読み物、画集、写真集、
映画プログラムなどを選んで展示販売いたします。
あの人に届けたい本、自分への贈り物を見つけてください。
*** collection 絵画 / 古本のsaleも行います。***
東大前の銀杏並木がすっかり色づいたある秋の日。
早朝からたくさんの人といろんな機材が、
本六店内にぞくぞく侵入。
大変です、事件だ、事件ですよ!
と思ったら、テレビカメラの撮影スタッフさんたちでした。
そう、本六がテレビに出ます!
番組タイトルは日本テレビの『掟上今日子の備忘録』。
岡田将生さん演じる幸薄き青年、
隠館厄介が働いている古書店の舞台になるのです。
お帳場レジカウンターも、
こんな感じに。監督さんのセンスが光ります。
こっちに変えちゃおうかな。
一日だけ「無限古書店」に様変わりした本六。
この看板、とっても素敵ですね。
オンエアされるのは、11月14日(土)21時から。
さて、どんな事件が繰り広げられるのかな? 皆さん、要チェックです!
すべてを見ていたヨシダコウブンさんの仮面。
そして、
本六のartistさんにも、
主役の新垣結衣さんファンが
30代、40代、50代、3名もいたのでした。
みなさんひそかに、見るのを楽しみにしているのです。
内田あぐり展のイベント、本日のトークセッションは、
内田あぐりさんの素描の魅力について、
ほんの少しの時間でしたが、谷川渥さん、安達史人さん、
お三人それぞれの興味深いお話を聞くことができました。
ありがとうございました。
いらしたみなさん、熱心に耳を傾けられていました。
もっと聞きたいという方が多かったです。
椅子にお座りになれない方々、入れない方もいらしたようで、誠に申しわけありませんでした。
今週も、11/11木~11/15日、
(12~17PM最終日~17pm)開催しています。
この機会に、ぜひ、内田さんのダイナミックな展示をぜひご覧ください。
会場では素描集「内田あぐり ドローイング」、オリジナルグッズも販売しています。
谷川渥さん、安達史人さんの著作本、そして雑誌「游魚」も会期中、展示販売しておりますので、お手に取ってください。
みなさまのお越しをお待ちしています!
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
トークセッション ルポ (中野昭子)
安達史人氏は雑誌「游魚」発行人で、もと「武蔵野美術」編集主幹。
谷川渥氏は美学者で、京都精華大学客員教授。
そして教授にして気鋭の日本画家である内田氏という豪華な三者のセッションとなれば、
彩り豊かで充実したトークが期待できるというもの。
当日はたくさんの人が集まり、立ち見が出るほどの盛況となりました。
安達氏の丁寧な司会で静かに始まったセッションは、
谷川氏が最近意識しているトピック「線と色彩」で冒頭から白熱。
}アリストテレスからダ・ヴィンチ、ゲーテやカントに至るまで、
西洋絵画は線を描いてから色を塗るものであり、
線描が根源で色彩は後にくるものだという谷川氏のお話に、
内田氏は「私は線の後に色を塗るのではなく、同時進行で行う」とコメント。
そうであれば、内田氏の絵の中では、色彩は添え物ではなく、
線との質的差異はないということになります。
展示されている絵を見ると、確かに色は対象を特徴づけるにとどまらず、
存在感と重量感を支える役割を担っているように思われました。
日本画が扱うモチーフは花鳥風月などが多く、
人が描かれている場合でもモデルが誰なのか分からず、
肉体も特徴もないものがほとんどです。
一方で内田氏の描く人間は、描かれているのがどんな人物なのか、
ありありと伝わってくるほどに個性を備えています。
著書の「内田あぐり ドローイング」(青幻舎)の中で、
内田氏は、『モデルを観ることは、同時に相手の肉体からも全身全霊で見られていること』
だとおっしゃっています。
制作がモデルとの一期一会の衝突、
真剣勝負のぶつかり合いを経ているのだとすれば、
出来上がった絵は、モデルがその時備えている肉体のすべてを掌握しているのでしょう。
そして内田氏は、今後は人間だけではなく、
日本の風景などを水彩や素描で書いていきたいという目標をおっしゃり、
トークは幕を閉じました。
あの力強い線と色彩の世界が、今後どのような形に変化していくのか。とても楽しみですね。
[ トークセッション]・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内田あぐり+谷川渥+安達史人
*お席は20名ほど用意します。お座りになれない方はあらかじめご了承ください
・谷川渥 (美学者 京都精華大学客員教授)
「谷川渥の知の宇宙誌」 http://eccehomo.jugem.jp/
・安達史人 (「游魚」発行人 もと「武蔵野美術」編集主幹)
著作「漢民族とはだれか―古代中国と日本列島をめぐる民族・社会学的視点」「言葉空間の遠近法―安達史人インタビュー集」
「日本文化論の方法―異人と日本文学」「大衆としての現在―極言私語」(吉本隆明共著)「神々の悲劇」他
内田あぐり http://www.aguriuchida.com/・・・・・・・・・・・・・・・
1949年 東京生まれ。
武蔵野美術大学 日本画学科教授 金沢美術工芸大学非常勤講師
1975 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース修了
1993 山種美術館賞展大賞 文化庁在外研修員として渡米
1999 現代日本絵画の展望展ステーションギャラリー賞
2002 第一回東山魁夷記念日経日本画大賞
2003–04 武蔵野美術大学在外研修員として渡米
2011 メキシコ政府スカラーシップ特別プログラムとしてメキシコ滞在
画集 「内田あぐり ドローイング」(青幻舎)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「人体は顔を持つこともなく、男でも女でもどちらでも良く、それぞれの関係性を持ちながら空間に存在している。」
(「内田あぐり ドローイング」より 青幻舎 2011刊)
日本画家 内田あぐりさんは、人間像を描くことをテーマに据えて、岩絵具、墨、膠、和紙などの自然素材による表現に現代絵画の技法も取り入れ、抽象化し、日本画界刷新の役目を担っておられます。
一方で、「表現を生む発想の源」でもある「素描に執着することで人間の生きるかたちに接している。」と内田さんは述べています。(同書)
そんな内田あぐりさんの夥しい素描作品が、今回、「ヴァリエテ本六」で一堂に会することになりました。
「素描やドローイングは一期一会である。その時にしか見ることのできない原初の線やフォルムであり、
そこには、生涯で一度しか出会うことがない偽りのないわたしの人間像がいる。」
そして「モデルを観ることは、同時に相手の肉体からも全身全霊で見られていること」(同)
この試み—-内田さんとモデルたちとの間の ”見ること・見られること” の作品群を、その ”外側” で見る。
(さらに本六空間という ”内側” で見るのです。)
私たちはこの個展で、創作現場と人間の存在、
それらのありさまを重層的に目撃することができるのではないでしょうか。