2011年9月


2011年9月28日

佐藤央育展 10月2日(日)まで開催中です。

繊細な筆致で描き出された四羽の鳩。

額の中、仄暗い空間に浮上するように存在しています。

昼と夜とでは、色彩の印象が実際に変化するのです。不思議です。

 

001はと佐藤

藍、紫、群青、紺・・・、と見るたび、新たな色彩を発見してしまう2作品も展示しています。

これは、実際に観てみるしか、真の魅力は味わえません。

小品7点。

 

そして、さまざまな素材から生まれた、たくさんのオブジェたちもお楽しみください。

テーブルの上の、掌品も展示販売している作品です。お見落としなきように。

 

佐藤オブジェ017

まずは、ウィンドウの中ですっきりとたたずんでいる樹木をご覧になってから、

ガラス戸を開けてお入りください。

古本部も、いつもより少なめですが、もちろん営業しています。お気軽にどうぞ。

みなさまのお越しをお待ちしています。(T)

 

佐藤表020

2011年9月24日

11月**ライブ tricolor 『 秋月古書店演奏会 』  

{ お知らせ}

ご案内していた tricolor ライブは、満席になり、予約は締め切りとなりました。

ご予約いただいたみなさま、11/19(土)当日、お待ちしています。

tricolor 『 秋月古書店演奏会 』

日時 :1119日(土) open : 1830 / Start : 19時  charge 2000円

003トリコ

“tricolor”プロフィール

tricolor トリコロールとは、3人のアイルランド音楽演奏家が7つの楽器で奏で歌う、

フォークミュージック of アイルランドです。

彼らの演奏・歌を聴いていると、遠い空、草原、渓谷、季節の移り変わり、

町や村のざわめき、ふく風、郷愁が、風景画のように浮かんできます。

そして、彼らがこの秋、「ヴァリエテ本六」に来てくれることになりました。

秋の夕刻、みな様と音楽を愉しみたいと思います。

 

tricolorさんからのメッセージ・・・

秋の夜長に優しい灯りの中、読書をひっそりするような、そんな心落ち着いた時間のライブにしたいと思います。

 

 

tricolor WEB http://tricolor3.web.fc2.com/tricolor_official_website/tricolor_web.html

 

近藤オリガさん、新制作展にて 「新作家賞」受賞

昨年2010年4月、ヴァリエテ本六にて、【 NOSTALGHIA 近藤オリガ展 】を開催しました。

作家の近藤オリガさんの作品が、第75回新制作展にて「新作家賞」を受賞しました。

おめでとうございます。

多くの出展作品の中では、オリガ作品のサイズはつつましい方なのかもしれませんが、

日本とは異なる、欧州作家の底力を強く感じました。

 

オリガ2

近藤オリガさんは、ベラルーシ出身、現在日本在住です。

昨年の個展において、今年の大震災後をもイメージさせる、風景画を出品されていました。

広い大地の中での人の営みの不思議さと郷愁、それらの背景の空気感もまた魅力の一つです。

幻想の力、そして事物を物語る強い力を持っていらっしゃる貴重な油彩画画家です。

受賞作は、オリガさんのモチーフの一つである、ザクロをテーマとしています。

こことは別の世界でありながら、その存在が、きっちりと描かれていることに感動を覚えます。

ミステリアス、そして,どこかにかすかな希望の光を潜ませている大らかさのようなものも、オリガさんの持ち味ではないかと私は思います。

 

新制作展は、明後日26日まで、国立新美術館にて開催されています。

私は、スペースデザイン部門の展示も楽しく拝見しました。

受賞作品は、京都(10月)、名古屋(11月)、広島(12月)で行われる地方展にも展示されます。

来年1月には新作を加えた「新制作受賞作家展」にも出品されるそうです。

 

これからも観続けたい、作家さんです。

 

2011年9月18日

ワークショップに、ご参加ありがとうございました。(「21世紀環境建築宣言」)

 

 

レクチャー048

ワークショップを開くのは初めてでした。

でも心配無用。

山崎さんと小山田さんの熱意で、「21世紀 環境建築宣言」、とても盛況に終わりました。

幅広いお仕事、年齢層の方たちが18名もご参加いただきました。

 

沢山の画像とともに、欧州での環境都市、建築事情の取材報告、

そしてディスカッション。参加者さんの熱心なご意見も多くありました。

お二人の今後の活動に、皆さんとともに期待していきたいと思います。

 

 

025レクチャー2

 

「佐藤央育展」、搬入。 

 

いやはや、昨日は一日身動きとれず、じっと我慢して安静にしていました。

一夜明けた今日は、おかげで痛みも和らいできて一安心。

 

搬入ということで、姿勢をただした無理ない歩行で、

ギャラリーへと向かいました。

ああ、連休の中日なんでしたね。

 

お休みだったうーさんに、お手伝いしてもらって、なんとかギャラリーの整理を終えたあと、

佐藤さんと山口功さんが熱心に展示をされたいる間、

私はなにをしていたかというと・・・

 

展示したときの壁に打ったの釘の跡、

釘の「穴」が目立ってきたので、

壁屋さんにいただいていた、土(?)を、熱湯でふやかして、

指でどんどん埋めていたのです。

 

その数、100以上。

約6年間の、展示が遺した「印」でもあります。

 

なんとかキレイに修復。

おかげて腰痛も、おとなしくなりました。

 

展示もおおむね終了。

 

作業を終え、ちっょとほっとしているお二人です。

左*山口功さん  奥*佐藤央育さん

 

明後日から佐藤央育展始まります。

057搬入

 

 

2011年9月10日

21世紀の環境つくり・ライフスタイルを、建築家と考える、緊急★[ワークショップ]です。

 

大震災、集中暴雨、ハリケーン、原発の脅威・・・私たちの暮らしの環境は、変化しています。

これまでとはまた異なる環境に変わっていく、変えていくことの必要を、実感する毎日です。

 

日々の暮らし、かけがえのない一生を、明日に希望を持てるものに積み上げていくのは、

個人個人の思索と経験、夢と技術、科学とアイデア・・・、それら人間が本来持っているさまざまな力の

収集、整理、実験、そして実践を、今ここにある生きている大地に、

慎重にかつ大胆に施していく、織リあげていくようなイメージを持ちます。

 

本六では初めてのワークショップ「21世紀 環境建築宣言」9/17(金)19pm~では、

欧州で長らく仕事をされてきた山崎哲哉氏と本六の改装設計者の小山田未希さんのレクチャー、

および海外視察の報告とともに、今後の日本の街つくり、環境つくりについて考えたいと思います。

多くの画像などの映写で具体的なレクチャーです。

ご興味のある方のご参加をお待ちしています。

お申し込みは、info@honroku.jp までどうぞ。定員13名程度です。

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