・承前・
モーニン(m) あ、いつの間にかこんなところに。丸1年も不在だったじゃん。
イブニンったら、いったいどこに行ってたの?。
イブニン(e) てか、店主が不在で、ボクが登場になってしまったの。
あの人は現在東京北西部を駆け回っていて、心身ともあわただしくてお店を開けられないので。
「申し訳ないです」という伝言もお伝えしたく、ボクの登場となったのですよ。
m そうですね。「サイハテ」その②とその③もまだアップしてないしー。
e あ、あれね。それもアップするようボクがたのまれたの。
m つーか、あんたは参加してなかったでしょーに。
e 聞き伝え、伝承としてなら、できるもん。中里さんと中野さん、ダブルセンター。
m そういえば、その②に関する画像データ、まったくなし、だよね。
e 当たり前だのクラリネット。店主も帳場つうか、番台に座っちゃて、話す羽目になったから、そもそも画像は無いっす。本六始まって以来の集客というか、お二人の熱狂的サイハテファンが集っちゃったもんで、ギャラリーの床も見えないくらいの大盛況よ。
そんで、マリンカもオフィスで立ち見で、立聞きだったし、カメラで撮れなかったんだよね。
m でもね。きっと親切な白石ちえこさんが、送って下さるね。
e そうなの。
で、臨時NEWSとしては、皆さんご存知だと思いますが、
今、谷中根津千駄木 不忍ブックストリートの一箱古本市ウイークでいろんなイベントが開かれてますが、
白石さんの写真展「ペンギン島の思い出」を谷中ボッサという、絵本作家の西村敏雄さんも通っているという粋なカフェで29日まで開催中なのです1!!!!
白石ちえこ写真展「ペンギン島の夏」 喫茶 谷中ボッサ 4/29まで
m 明日までかっ。こりゃ観に行かねば、ねば~never♪。
e ぜひ観に行ってね。そんで、おそらく明日29日のトークに、中里さんも出場されるそう。もう行くっきゃない!
m いいねぇ。寝不足腰痛老眼の割には早い展開だ。
では、その②だね
その②
e 話を元に戻しますと その②は、本六周辺散策されて「ハテ狩り」を終えて本六に帰還した後は、一時間余り、その日の収穫、サイハテ風景画像を本六の壁にプロジェクターで写して、参加者で見たの。
そこには、サイハテのなんたるかが、ぼーよーとして見えたんだよ。みんな、そう思って感心したんだ、そうだ。
m イブニンは見てないけど、証拠もないけど、そう想像するんだね。
e ううん、そうなの、店主がそう感じたからだよ。コメントもとっても面白くて納得できたって。
m ふむふむ 。
e 中野さんという方は、闇名人、夜の闇ガイドなんだよ。
m こえー
e ううん、いたってノーマル。少女まんが館館長で、そこでも夜歩きをしているらしい。千葉のカルチャーセンターでも、なななんと、夜の10時集合で、闇歩き観光をしているの。
ここでまた臨時news 中野さんの闇歩きイベントです。
5月2日 菊地びよさんと「夏も近づく多磨ナイトスキップ」開催。
調布飛行場周辺で広い夜空を見ながらのびのびスキップ、ついでに掩体壕や多磨霊園を闇歩き。
19時西武多摩川線多磨駅集合、21時頃解散 参加費500円。お申し込みは@_Nakanojun_まで。
m いつか参加するぞ。詳しくは、大井夏代さんとの「さるすべり家頁」見てね http://www.sarusuberi.co.jp/
e そのあと、今月から開催される中里さんの個展「龍宮」で展示する新作を見せてくださった。
m なぜか、その時、イブニンも見ていたのね?
e そうだよ・・ふんっ。プロジェクターの中に潜んでいたのさ。
ともかく、素晴らしい写真でしたよ。ううっ、あの美しさは言葉では表せないな。まだ小さなボクにはね!
と、ここでまたnews
中里和人写真展 龍宮 5月20日(月)~6月1日(土) 茅場町 森岡書店
http://moriokashoten.com/?pid=57709459 www.nakazato.info/ です。
m 了解。 行くぜ。
で、お2人のトークが「その②」だったんだね。
e まだあって中里さんの注文で、店主もサイハテ周辺について恥ずかしげもなく語ッた。と云うのであった。!
m ええ~っ <゛o゛>
e ペーター・フィッシュリとダヴィッド ・ヴァイスの映像作品「事の次第」のさわりを映し、そのサイハテ性極まる見どころを拙くつぶやいたうえに、
懼れもせず、さらに、サイハテストーリー極め作品として湯本香樹実さんの小説「岸辺の旅」を、朗読でご紹介。
海へと向かい、海に辿り着くまでの旅、好きな個所を三つ朗読したのだけれど、みんながツアー言ってる間、本六の二階で予行演習を一回したにもかかわらず、無謀だったね。
あ、私の声って、『岸辺の旅』の朗読者としてはミスマッチだと気づいたという・・・。
m なんなんだっ。 ううむ。時すでに遅し。
e 後で、中野さんに<ローラ>声って言われたんだよ。ひひひ。
本人もうかつさに途中で気付いたらしいけど。やるっきやないしー。
あとで、私の声って『パン屋再襲撃』(初作の方 村上春樹作品) とか、『西瓜糖の日々』(ブローディガン)とか『サ『猿蟹合戦』(意味不明)にはあってるかもね、と負け惜しみを言っていたらしい(汗)。
m でも、いい経験になったと喜んでいましたよ。
e 結局 中里さんの風景写真を写しながら「岸辺の旅」をのせたけど、言葉と画像っていうのは、同じ流れの中に住む別種の生き物だなって思いましたね。
m 中里さんも「事の次第」がお好きだったそうですね。特に「音」にこだわりが。
e 確かにそうですね。ガラクタが移動しつつ変質、変幻していくプロセスの「音」に、注目というか、<注聴>された中里さんの感性ってやっばすごいですね。
その③
トーク終了後、みなさんおそらく70パーセントくらいの皆さんは、白糸にてその③を愉しまれたということです。
この項–つづく
「サイハテ学会」の、初回集会のようでした。

中里さん ゆるやかにサイハテ学会、続けていきましょう。会費は物納で・・・・・
*5/20~6/1 開催の写真展「龍宮」は、茅場町森岡書店です。黒潮を巡る闇シリーズです~。

ご参加のみなさま、ありがとうございました。サイハテって面白いし楽しいです。
どんどんサイハテを見つけて、他の人にも見せ合うと楽しさも倍増。
サイハテは、すぐそこに在るんですね。

仲良しなお2人でした。
次回の学会を楽しみに!!
文責*タカハシ