2013年4月29日

「 本六サイハテツアー&トーク 」(中里和人・中野純) その2 / 3 +α

 

・承前・

 

モーニン(m)  あ、いつの間にかこんなところに。丸1年も不在だったじゃん。

イブニンったら、いったいどこに行ってたの?。

 

イブニン(e)   てか、店主が不在で、ボクが登場になってしまったの。

あの人は現在東京北西部を駆け回っていて、心身ともあわただしくてお店を開けられないので。

「申し訳ないです」という伝言もお伝えしたく、ボクの登場となったのですよ。

 

m    そうですね。「サイハテ」その②とその③もまだアップしてないしー。

 

e     あ、あれね。それもアップするようボクがたのまれたの。

 

m    つーか、あんたは参加してなかったでしょーに。

 

e     聞き伝え、伝承としてなら、できるもん。中里さんと中野さん、ダブルセンター。

 

m    そういえば、その②に関する画像データ、まったくなし、だよね。

 

e     当たり前だのクラリネット。店主も帳場つうか、番台に座っちゃて、話す羽目になったから、そもそも画像は無いっす。本六始まって以来の集客というか、お二人の熱狂的サイハテファンが集っちゃったもんで、ギャラリーの床も見えないくらいの大盛況よ。

そんで、マリンカもオフィスで立ち見で、立聞きだったし、カメラで撮れなかったんだよね。 

 

m   でもね。きっと親切な白石ちえこさんが、送って下さるね。

 

e   そうなの。

 

 で、臨時NEWSとしては、皆さんご存知だと思いますが、

今、谷中根津千駄木 不忍ブックストリートの一箱古本市ウイークでいろんなイベントが開かれてますが、

白石さんの写真展「ペンギン島の思い出」を谷中ボッサという、絵本作家の西村敏雄さんも通っているという粋なカフェで29日まで開催中なのです1!!!!

 

白石ちえこ写真展「ペンギン島の夏」 喫茶 谷中ボッサ  4/29まで  

 

m   明日までかっ。こりゃ観に行かねば、ねば~never♪。

 

e    ぜひ観に行ってね。そんで、おそらく明日29日のトークに、中里さんも出場されるそう。もう行くっきゃない!

 

m    いいねぇ。寝不足腰痛老眼の割には早い展開だ。

      では、その②だね

 

その②

 

e   話を元に戻しますと その②は、本六周辺散策されて「ハテ狩り」を終えて本六に帰還した後は、一時間余り、その日の収穫、サイハテ風景画像を本六の壁にプロジェクターで写して、参加者で見たの。

そこには、サイハテのなんたるかが、ぼーよーとして見えたんだよ。みんな、そう思って感心したんだ、そうだ。

 

m    イブニンは見てないけど、証拠もないけど、そう想像するんだね。

 

e    ううん、そうなの、店主がそう感じたからだよ。コメントもとっても面白くて納得できたって。

 

m    ふむふむ 。 

 

e  中野さんという方は、闇名人、夜の闇ガイドなんだよ。

 

m    こえー

 

e    ううん、いたってノーマル。少女まんが館館長で、そこでも夜歩きをしているらしい。千葉のカルチャーセンターでも、なななんと、夜の10時集合で、闇歩き観光をしているの。

 

ここでまた臨時news 中野さんの闇歩きイベントです。

 

5月2日 菊地びよさんと「夏も近づく多磨ナイトスキップ」開

調布飛行場周辺で広い夜空を見ながらのびのびスキップ、ついでに掩体壕や多磨霊園を闇歩き。

19時西武多摩川線多磨駅集合、21時頃解散 参加費500円。お申し込みは@_Nakanojun_まで。

 

m   いつか参加するぞ。詳しくは、大井夏代さんとの「さるすべり家頁」見てね  http://www.sarusuberi.co.jp/

 

 e     そのあと、今月から開催される中里さんの個展「龍宮」で展示する新作を見せてくださった。

 

m    なぜか、その時、イブニンも見ていたのね? 

 

e   そうだよ・・ふんっ。プロジェクターの中に潜んでいたのさ。

  ともかく、素晴らしい写真でしたよ。ううっ、あの美しさは言葉では表せないな。まだ小さなボクにはね!

 

と、ここでまたnews 

 

中里和人写真展  龍宮   5月20日(月)~6月1日(土)  茅場町 森岡書店 

http://moriokashoten.com/?pid=57709459  www.nakazato.info/   です。

 

m  了解。 行くぜ。

   で、お2人のトークが「その②」だったんだね。

 

e      まだあって中里さんの注文で、店主もサイハテ周辺について恥ずかしげもなく語ッた。と云うのであった。!

 

m    ええ~っ <゛o゛>

 

e   ペーター・フィッシュリとダヴィッド ・ヴァイスの映像作品「事の次第」のさわりを映し、そのサイハテ性極まる見どころを拙くつぶやいたうえに、

懼れもせず、さらに、サイハテストーリー極め作品として湯本香樹実さんの小説「岸辺の旅」を、朗読でご紹介。

 

海へと向かい、海に辿り着くまでの旅、好きな個所を三つ朗読したのだけれど、みんながツアー言ってる間、本六の二階で予行演習を一回したにもかかわらず、無謀だったね。

あ、私の声って、『岸辺の旅』の朗読者としてはミスマッチだと気づいたという・・・。

 

m   なんなんだっ。 ううむ。時すでに遅し。

 

e    後で、中野さんに<ローラ>声って言われたんだよ。ひひひ。

本人もうかつさに途中で気付いたらしいけど。やるっきやないしー。

あとで、私の声って『パン屋再襲撃』(初作の方 村上春樹作品)  とか、『西瓜糖の日々』(ブローディガン)とか『サ『猿蟹合戦』(意味不明)にはあってるかもね、と負け惜しみを言っていたらしい(汗)。

 

 

m    でも、いい経験になったと喜んでいましたよ。

 

e    結局 中里さんの風景写真を写しながら「岸辺の旅」をのせたけど、言葉と画像っていうのは、同じ流れの中に住む別種の生き物だなって思いましたね。

 

m     中里さんも「事の次第」がお好きだったそうですね。特に「音」にこだわりが。

 

e     確かにそうですね。ガラクタが移動しつつ変質、変幻していくプロセスの「音」に、注目というか、<注聴>された中里さんの感性ってやっばすごいですね。

 

 

その③

 

トーク終了後、みなさんおそらく70パーセントくらいの皆さんは、白糸にてその③を愉しまれたということです。

この項–つづく

 

「サイハテ学会」の、初回集会のようでした。

 

            
052会長

    中里さん  ゆるやかにサイハテ学会、続けていきましょう。会費は物納で・・・・・

         *5/20~6/1 開催の写真展「龍宮」は、茅場町森岡書店です。黒潮を巡る闇シリーズです~。

 

     038

    中野さん  文芸創作誌『ウィッチンケア』第4号で、出門みずよさんと共作で、

        「天の蛇腹(部分)」という小説を書きました。羽衣天女と衣通姫と脱衣婆(奪衣婆)、三衣一体の物語です  

 

 

 

 ご参加のみなさま、ありがとうございました。サイハテって面白いし楽しいです。

 どんどんサイハテを見つけて、他の人にも見せ合うと楽しさも倍増。

 サイハテは、すぐそこに在るんですね。

 

 

 

    
044くっついて

 

   仲良しなお2人でした。

 

  次回の学会を楽しみに!!

                                                                                                                                                                                                                   文責*タカハシ

 

 

 

 

 

 

 

 

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