artist news 沙羅さん「季節を知らせる花」 宮崎剛さん「どっちかな積み木」
artistさんの新作を紹介します。
右は、本六で企画展を開いている木版画家、沙羅さんの
それは美しい挿画が、
たくさん収録されている単行本です。
「季節を知らせる花」 山川出版社 刊
白井明大・文 沙羅・絵 A4版 1800円(税別)
どの時代でもいつの季節も、私たちの近くに花々が生きていることを、
改めて「知らせてくれる」本です。
本六の展示でもおなじみ、ファンが多い沙羅さんの
無垢で鮮やかな木版画の花に魅せられ、ほんものの生花も見たくなります。
花たちの想いを代弁されるかのような白井さんの文章で、
花の真実・物語を知ることができます。
一読すれば、これからのうっとうしい梅雨期も、さわやかな季節に変わってしまいます。
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本郷在住の木工作家
宮崎剛 ( atelier fu) さんの 積み木とグッズ
生協「パルシステムの産直」の、
森の間伐材を利用しようというプロジェクトに
宮崎さんは参加されたそうです。
「デザインの力で森林再生へ」 (雑誌「つ・む・ぐ」より) と思いが
結実して商品化された新作です。
積み木「どっちかな積み木」2段 「炭たまご~マトリョーシカ~」
やさし気な木目や、炭の魅力を生かした素敵なくグッズですね。
どちらも素晴らしい出来栄え、デザインです。
素材としてだけでなく、「木」そのものへの愛が、感じられる作品です。
ますます活躍のお二人の新作のご紹介でした。(モーニン)