本屋大賞受賞と恋ヶ窪
イブニン : やりましたね。東川篤哉先生は本屋大賞を受賞されましたよ。
モーニン : 当然でしょう。
E / M : いざ、「おめでとうございました~。」
M ; やはり、サインは大賞の「謎解きはディナーのあとで」にしていただけばよかったのよ。プンプン。
E : でも、僕は霧ヶ峰涼さんのファンですからねぇ。こっちの方がいいもん。
M : なぜか好きかという理由の一つは、イブニンはかつて「恋ヶ窪」に住んでたことがあるからだよね。
E : そう、学校時代ね。理容室の二階のアパートですよ。ついでながら、新築でしたがトイレ共同、当然、電話もなかったんです。
M : みんなも近場に住んでて、孫の湯に通ってたんだよね。
E : そうそう、まだ孫の湯ってあるんですってさ。Kちゃんが仕事で近くに行って、孫の湯見つけて、涙が出ちゃったって。懐かしくって。
M :私は恋ヶ窪の「タイム」って喫茶店で初バイトをしていたんだよ。みんなで部屋に集まって、16mmの編集とかもしたりしたよね。ううっ懐かしい。
E :,・・・ねえ、この話題もう止めない? かなーりローカルな話だし、これって本六のブログだし。
M : 了解です。
ところで、今まで「本屋大賞」候補作を何冊読んだのか、暇だから数えてみたの。そしたら、たったの五冊だけだったんだよね。そのほとんどが、伊坂幸太郎さんの本だった。
E : ボクたち、イチヨー本屋さんに棲んでるくせに。くすん。
M : ちょっとは反省しなきゃなんないかしら。
E : ちょっとね。読まなくちゃね。時代に遅れちゃうよぉ。
M : でもいいんだよ。本六さんは古本屋さんなんだからね。
E : そんなんで許されるだろうか、うさぎの店長に。
M : だいじょぶ。あの人も東川先生のファンだから。
E : 東川さんの面白いミステリーをゆっくり読めるような余裕がもっとほしいね。
M : そうですね。毎晩、大越健介とデートしてるようじゃ疲れるよね。
E: 疲れを取りに、かつてのクラスメートと孫の湯にでも入りに行きたいですよ。
M : そうね。桜が散り始めて、こんなくらい…ほどほどが落ち着いて好きなので、しばらくはあちこちの桜の木を見上げて、味わいたいと思います、です。