私立鯉ヶ窪学園高等部
モーニン : タ、タイヘンだーッ。
イブニン : ど、どーしたの?
M : 鯉ヶ窪学園がっ。
E : あー、昔住んでたという、孫の湯がまだある、あの恋ヶ・・。
M : じゃなぃって。「鯉ヶ窪」だよっ。
E : おおっ、霧ヶ峰涼さんが学ぶ、あの鯉ヶ窪学園。
M : 探偵部 !
E : それがどーした。
M : 鯉ヶ窪学園の、ウェブサイトをついに見つけた。http://koigakubo.jp/policy.html
E : 「上映会」のお知らせものってるね~。
M : えっ。イブニン、知ってたのか。
E : 知らいでか。
M : なに、それは日本語ですか。
E : いいじゃん。古語だよ。
M :そんでそんで、なんと、校長はやはりというか、東川篤哉先生です。
E : それにしても素晴らしい校歌だな。どなたが書かれたのだろうか。
M : おそらく東川先生だろう。はたまた地域由来の著名人に違いないです。気に入ったぜベイベェ。
E : 映画、観に行きたい。でもお仕事が。
M : サイトでいずれアップされるのでは?
そうだ。わたしら、東川先生および霧ヶ峰先輩のファンなのだから、ツイートしよう。広報部入部だ。
E : でもね、じっさいのところ、ボクたち、ツイートのこと良くわかんないんだよね。
M : ゆずっちに訊こう。彼女は物知りだし、ツイッターでツイーとしてるよ。
E : そうだね。でもツイッターになるには、まず携帯電話とか、アイホーンとか、ソフトバンクを買わなきゃ、だめなんじゃない? ボクら、固定電話しかもってないよ。黒電話だし。
M : ヘンな白い犬の出てるCMのに、しない?
E : ボクは大きなやつがいい、アイパットにしようかな。
M : あれって、電話付いてないよ。
E : そうなの~? てっきりテレビ電話かと思っちゃった。
M : ちがうと思うな。いったいどこに話せばいいのかわからないよ・・・しかし、何にも知らないんだね。
E : だれが?
M : 君がだよ。
E : でも、ボクは鯉ヶ窪学園のことは知ってたんだからな。モーニンより前に。
M : 私は、恋ヶ窪のことは、知ってたもん。ふんっ。
E : ううむ。とにかくね、映画になった「放課後はミステリーとともに」は、このサイトでいずれ見られる。
M : そして、私らはツイッターになり、鯉ヶ窪学園のニュースなど、広報部としてお知らせしよう。来年の目的ができた。
E : なんで、来年にまで飛ぶのさ。
M : 夢を持ちたい、先々にね。今からそれに向かって、歩くんだ。「ガチで人生/悔いのないよう」
E : どこかで聞いたことがあるよーな ?
でもね、はっきり言って、どうもここをチェックする人々は、霧ヶ峰涼嬢にはあんまり興味がないみたいだよ。あるのはボクたちだけだという事実を、悔しいけれど把握、直視すべきだよ。「松ケン」についてもしかり。
M : 私、もう「松ケン」は止めちゃうよ。鯉ヶ窪学園に変更すれば、ブログにもさしてメイワクかけないのではないだろうか。
E : そういうことにしよう。やっぱ、時にはこうした明るいnewsは必要と、思いたいね。
M :そのために、わたしらはここにいるんだよ。
E : ボクらの存在意味。村上春樹的には、れーぞんでーてるだっけ。
M : とにかくっ、
√ 鯉ケ窪の「こ~」 志高く 鯉ケ窪の「い~」 命を燃やせ 鯉ヶ窪の「が~」・・・・・
って・・・校歌、歌っちゃったけど、この引用、著作権法に触れるのかな。でも広報部部員の仕事だし。
あ、まてよ、私はやっぱ美術部に入部しよう。
√あいするこころを いつもむねに できるはんいでかまいません。♪♪、ガチでじんせい、むくいのないよう~。
E : 「むくい」じゃないだろーがっ。
あああ。歌いながらスキップして行ってしまった。モーニン、待ってよー。