おひさしぶりです。モーニンとイブニン       hotcake118

2015年11月23日

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モーニンとイブニン

HP冒頭の{本6news}のタイトルにもなっている{モーニンとイブニン}コンビ。

本六の妖精?ですが、今日、おひさしぶりに顔出していました。こちらにもアップしておきますね。

 

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イブニン: 昨日21日日曜日、「Xmas本の贈り物FAIR」関連の本、作品、小品を展示しました。

片壁だけですけど。汗

 

モーニン: お手伝いさんが来てくださったんで、店主は大助かりでしたね。

 

イブニン: 彼らが帰ってからいよいよ調整作業開始。

 

モーニン: 喜々として開始。

 

イブニン: あっという間に3時間でした。

 

モーニン: 連日の勤務なので9時に終了しました。止めろ・早く帰った方がいい・休んでください、とか、メールも数本、送られてきちゃいましたね。

 

イブニン: それなのに、

 

モーニン: …のに、

 

イブニン: 続けて作業しちゃたんだけど、ふしぎなことにまったく疲れを感じなかったのは  どうして? かみさま。

 

モーニン: 神さまにきかずとも。

 

イブニン: はい、そのお答えはですね。ひさしぶりにひとりで集中できたからだ。きっと。

 

モーニン:  好きなことは飽きないんで。店主に体力があったら 一晩でも続けちゃうね。
これは、どの分野にも言えますね。宮崎剛さんが納品にいらしたけど、椿山荘に依頼された作品つくりで徹夜明けだった。

 

イブニン: 店主は、「本」より「店」にこだわり持ってるんじゃないかという疑惑が。

 

モーニン:  それはないと思うけど、わざわざ改装しての開店だからこだわりあるのは当たり前よ。

 

イブニン: お店をかっこよくしたい、という思いは強い。そうじゃなきゃいけないという感じですね。

 

モーニン: 古民家再生ということが言われてきたころですね。12年前のそのころは。

ずっと、お店としての整備や清掃を考えてんだけど、最近はとんとその時間もなかった。

 

イブニン: それがここにきて、どたん場!で、

 

モーニン: 自由に展示する「Xmas FAIR」を開くことになって、ほんとによかった。

ゴージャスなヴィジュアル本のパイインターナショナルさんと、沙羅さんのおかげもあります。

 

イブニン: 同感です。ボクたちも嬉しい。なにしろ、店主が元気だとボク達も登場できるからねぇ。

 

モーニン: あたしたち、永遠に冬眠させられているんだろうか、っていう不安があったよね。

 

イブニン: 消滅キャラ。

 

モーニン: そういう意味でもよかったね、思う存分おしゃべりできるって愉しい。

 

イブニン: お店の飾りつけとか、自営業の愉しみだね~。商いがうまくいけば最高です。

ところで、この会話って、意味あるのか。

 

モーニン: はぁて、うむうむ。

 

イブニン: わっ。その妙な手振りは止めてくんない。

 

モーニン: いや、これは時間稼ぎ、ははっ。。

 

イブニン: 意味とかは、ないんだけど。

ボクがまとめちゃうと、ええとお店にも本にも、あんまり手を入れられずにいたけど。

好きでそうしてたわけじゃないってこと?

 

モーニン: そうか。本六はたしかにごちゃごちゃしてるけど、あえて、の部分あり。

混沌にも基調はあるのだと、それが余裕だと思うんだと、思いたいと。

 

イブニン: あの、話しちょっと変わるけど、お客さんたちの感じ方と、

お店の「こうありたい」っていう理念とのマッチング、その微調整も必要かね。

それらを包んでいる環境。文京区だったり、本郷だったり、商店街だったり、

その中でどのようにやるかは、当たり前ですがずっと考えてきたよね。

 

モーニン: 小さなお店でも影響力はある。

古家しか持ってない時間の蓄積の上に、風を呼び込んで停滞だけはさせないようには、してきたよね。

 

イブニン: それは経営者が、停滞が大嫌いだからだね。混沌は好きかも。

そこと、扱い商品が「古本」ということに、+アルファを見つけたいことはあったよね。

 

モーニン:  お店をやりたいとか二代目を継ぐとかじゃなくてさ、ただ建物保存したいなってことから、

古本屋もギャラリーにも、全くのシロートが始めたんだからそうなる。

「そんなアタシでも、あれこれを許してくれる、本六の「男前」なところが私は好きです」。

 

イブニン:  なんでも受け入れてくれる太っ腹な建物ですね。

生かしてくれた小山田建築士の力もあるし、土台がそうなんだな。戦前の建物。

 

モーニン: しかし、これからはどうなるか。来年は11年目に入るのよ。

 

イブニン:  混沌を突き抜ければ、どうなる。

 

モーニン :  突き抜けられないのが混沌なの。つまり?これからは内容重視。(にするしかない)

 

イブニン: スタンダードを極めていく。

 

モーニン:  …クール!?

 

イブニン:  部外者だけど本六住まいのボクたちには、そこんとこはよくわかんない。

店主に今度、きいてみよう。 とにかく、ボクたちが出てこれてよかった。

 

モーニン:  店主もXmasを迎える気分になれたことは良かったね。若いころからクリスマス大好きな人だから。

昔のブログで、誰かのお誕生日をお祝いする日、なんて素敵だろう、誰にでもお誕生日はあって、

つまり、クリスマスは、生まれたことをお祝いする日なんだよね、と、書いていたような気がする。

 

イブニン:  そして、なんといっても、お客さんがやってきてのお店です。

皆さん、Xmas本の贈り物FAIR」に、ぜひお立ち寄りくださいね。

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