支援物資を都庁に  [ホットケーキ31個目]

2011年3月28日

 

大倉さんの描く素敵な建物と、全く対照的なのが、都庁庁舎です。

 

都庁を遠くから観る度に、私はいつも映画「ロードオブザリング」《二つの塔》を思い出してしまうのです。都庁の二つの塔は、鬼の角みたいにも見えませんか。

高く高くそびえている冷たい建物が、我がみやこの庁舎なのかと思うと、恥ずかしくて都民であることを隠したくなります。

 

だからめったに近づかないのですが、庁舎での支援物資受付が昨日の4時で終了と知ったので、あわてて荷物をまとめて家を出たのでした。すっぴんで新宿に行くのは初めてでした。

時間が迫っているし、受付の場所も分からず、庁舎のだだっ広い円形広場でカートとバッグを下げ、途方に暮れて眼前の庁舎を見上げたら・・・やっぱり無意味に高く、不安に陥れるような怖さがありました・・・。

 

他にも中高年の女性や若い男性が、たくさんの荷物を下げて走っていました。

やっと場所がわかって、なんとか間に合い、感じのいい女性職員さんに渡して、ホッとしました。

 

節電で薄暗い受付窓口の奥には、大きな分別棚がずらっと並んでいて、物資の分類作業が行われていました。早く届くといいです。

 

WEBで調べたら、都では大人や幼児の紙おむつなどを受け付けているとありました。

私も紙おむつやパッド類は足りなくなるかもしれないから送りたいと思っていました。母の介護をしていた時にストックしていた未開封のものもありました。一致して良かったです。

被災された動けない高齢者の方、病人の方のつらさやご苦労は計り知れません。

苦しむ弱者の方の環境が、一刻も早く改善されることを祈るばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

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