そろそろ冬の足音が聴こえてきます。
風と枯葉とともにやってきます。
枯葉をちらほら落としていく、空っ風は好きですが、
少し経つと濃厚な寒気をともなった風に変わっていきます。
こちらは苦手です。
用事をすませてから神保町に降りていったのですが、
目当てのお店は無くなっていていて、
つい街頭テレビ(?)でサッカー中継を見てしまい、
あげくに、近くの大きな本屋さんをハシゴしてしまいました。
「16日発売 !!」 っていうのを楽しみにしていた本が、
もう店頭に平積みになっていたので、あっけなく買ってしまいました。
ときどき覗く、駅前の書店さんで買おうと思っていたのにね
すいませんでしたが、
一日早く手に入れた本を、カフェで開いて読み始めてしまいました。
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「酉の市」、二の酉に、駅前の大鳥神社へ。
ほんの数メートルの参道に、5、6軒の夜店がひしめいていて、
それだけですっかりお参り気分になってしまうのは、
夜だからなのかな~。灯りのせいかな。
これが花園神社とかだったら、ぐっとゴージャスで、
熊手もでかくて、来年はいいこともあるように思えるかしら。
いいえ、そんなことはないです。
小さな神社ですが、ここの熊手、シンプルでいいデザインなのですね。
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バスに乗りたくて、気まぐれに出かけた{高円寺フェスタ}。
さすがに大きい街のお祭りです。
プロの方々もプロデュースされていて、そつがない。
商店街のやる気が満々です。
その中の、小路に並ぶ縁台での古本市はしっとりした雰囲気でした。
大人っぽかったです。
おまけに、縁台のすぐ横での路上ライブ、
ギター弾きつつ唄うシンガーさんがかっこよくて、聴きほれちゃいました。
70年代みたい。フォークロックみたい。「タイムスリップ」なのかと思うと、
やっぱり歌詞は異なっているんです。
もっとも本を見ていながら聴いてるんで、よくは覚えていないんですが・・・、
とにかくあづま通りにぴったりなのでした。
そういえば年末になるとかならず池袋にやってくる、
ジャズバンドの路上ライブ、今年も聴けるといいな。
ごちゃごちゃで歯止めがないような、池袋という街にぴったりな演奏なのです。
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大きいもの、小さいもの、それぞれの持ち味がありますね。
売っているもの 、演奏している音楽、市の雰囲気も
それぞれに似合っている。
そういうところ、やっぱり生きている人間が
ナチュラルな感覚で選んでいるのだな、と思ったりしました。
こんなことを想ってしまうのも、
秋だからなのかな。
ほんのちょっと、時間ができて、
周りのことに目が行ったこの数日でした。