またしても松ケンが… [モーニンとイブニン©]
イブニン * こんにちはぁ。みなさん、お久しぶり です。本六もおひさしぶりにオープンです。僕は、ホントは山形方面で冬眠中だったんですが、ギャラリーが心配になって今年は早めに目覚めてしまいました。イギリスの丘の夢とか見てました。カズオ・イシグロの「夜想曲集」みたいなかんじの。いい音楽がながれてくるような。しばしうっとりと。
モーニン * タイヘンだーっ。
E * うわあっ、なんなんだいきなり。走り出てくるのは僕の持ち役なんだから、奪わないでよ。
M * それはわかっているけど、まっ松ケンが・・・
E* 僕らが最後にここに出たときも、やっぱ、松ケン話だったんじゃない? それのつづきかよ。このコーナー、松ケンばかりだなっ。その後、モーニンは 「ノルウェイの森」見たんですか?
M * それが、あの映画はとても見る勇気がなかった。なにしろその前にNHKの「トップランナー」で、松ケンを見てしまって、もういいやと。
E* ブルーレイで録画したんだよね。
M * うん。前編だけ。 もうね、演じる役より、素の松ケンのがよかったさぁ。
E* ふう。うちなーくちがでるほど、よかったんですか。
M * はい、それに「ノルウェイ…」はなにか暑そうで。それで、じゃ、「ガンツ」でも見ることにしようと思っていたら、な、な、なんと! 次は、この5月公開の「マイ・バック・ぺージ」に主演なんですよ。ま、妻夫木と共演だけど。川本三郎さんの著書の映画化で、またしても、現代史的、60年代の学生運動関係のストーリーで、おまけに山下淳弘監督なんです。
E * うむ。それがモーニンには、びっくり?
M * な、なんで松ケンは、自身が読んでもいなかった「ノルウェイ…」や、生まれてもいなかった60年代から70年代の映画の主演をはるのかなぁと、思って。
E * だって、彼は憑依型俳優なんでしょ。なんでも成り変われちゃうのよ。カムイにだって、なっちゃったでしょ。
M * そういってしまえば、おしまいだ。でも、そこに邦画の道、未知を開く秘密がありそうな気がしてならないのさ。簡単に行ってしまえば、時代なんだよ時代。
E* なんですか。そのオジサン的な表現は。むしろそれのが僕にはびっくりだ。彼は平成の男の子だよね。しかし、またまた松ケンの話題であっても、 とりあえず、僕ら、ここに出てこられてよかったね。
M * そうだよ。ホットケーキ焼いてばかりじゃね。燃費がかかります。そして、来週からいよいよ企画展ですしね。
E* 張り切っていきましょう。♡
M * 3月12日は午後5時から、オープニングレセプションがありますよ~。見にいらしてくださいね。
・・・・・・♡・・・・・・
E* しかし、何がなんだかよくわかんないだろうな、いきなり初めてこれ読んだ方は。いったいどーゆうギャラリーか!??と…。店主に怒られちゃうよ。断っておきますが、ここは松ケン専門サイトじゃありません。しかしいいんです、ヴァリエテだから、「なんでもあり」なんです。とにかく、スタートの春なんだからね。気張っていきましょ。「♪はぁるよこいっ~」、と。