2012年9月30日

<café 木曜日の本の扉> 10/11(木)19:00 start です。

 

 

<café 木曜日の本の扉> 第1回


北陸から日本文化を考える雑誌「游魚」創刊記念トーク

日時:2012年10月11日(木曜日) 18:30 open ( 19:00 start )
ゲスト : 安達史人
インタビュアー:中西研大郎
参加費:600円 
会場の都合上、なるべく事前にご予約下さい座席は15席+α。(お茶付き)
お名前・日中の連絡先を明記し下記まで。
Email : info@honroku.jp fax : 03-381-17466

第1回目の≪café 木曜日の本の扉≫は、七月に創刊された<言葉とビジュアルの交差>「游魚」創刊記念トークです。発行人「木の聲舎」の安達史人さんに、ギャラリスト・編集者でもある金沢「四緑園」の中西研大郎さんがインタビューします。創刊にまつわる話、お二人の出身地である北陸から考える日本文化についてのお話などを予定しています。「游魚」(税込630円)も販売します。どうぞ、お気軽にご参加ください

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お二人のプロフィール

 

安達史人(あだち・ふみと)

1943年福井県生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。ブックデザイン、編集、執筆。「木の聲舎」
代表。もと武蔵野美術大学機関誌「武蔵野美術」編集主幹兼アートディレクター。著書に『神々の悲劇』(北宋社)『日本文化の方法』(右文書院)『漢民族とは誰か』(右文書院)など。

安達さんからのコメント
自分はブックデザインを専門にやってきたのだが、いつごろからか編集者もやることになった。
ムサビの機関誌「武蔵野美術」という雑誌も最初はデザインだけやっていたのだが、編集長がなくなってしまい、編集も引き受けることになったのだ。
1号ごとに特集を組んでいたので、そのたび新しい筆者に原稿依頼の電話をすることになる。
ところがこれができなくて、夜になってからアルコールを飲んで、気持を大胆にしてから電話したものだ。情けない話ですが。
まあそのうちしらふで電話ができるようになった。自慢にもならない話で恐縮です。

 

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中西研大郎(なかにし・けんたろう)

1980年石川県金沢市生まれ。東京農業大学地域環境科学部卒。特殊緑化(特に壁面緑化)の技術者としてパトリック・ブランの作品「緑の橋」(金沢21世紀美術館)の製作・管理を担当。同社が運営の「G-WING’Sギャラリー」の企画。北陸のアート情報を発信するフリーマガジン「金澤アートイベントカレンダーイコール」を創刊し4年間発行。2009年(株)四緑園代表取締役社長に就任。
日々、「緑の文化」について思索・模索している。http://www.shiryokuen.com/back2012.html

中西さんからのコメント
僕は日々「緑の文化」について考えています。「緑の文化」というのは言い換えると「植物と人間の関係」です。
植物と人間は様々な関係の方法があります。園芸や盆栽、生け花のように、その物の姿を通しながら直接関係する場合もあれば、加工したものとして衣食住という形態を間に介して関係することもある。
植物は文学や芸術のモデルとなってきたし、植物自身が創作意欲を生ませたという面もあります。季節感を感じさせる道具としての植物とも言えますが、季節感という道具を通して植物を楽しんでいるという捉え方もできます。
「関係」というのはそういった相互の間で立ち上るものであり、それ自身がハッキリと存在するというよりも「関係」という現象のようなものが文化だったり環境だと考えています。
「関係」についてみなさんと一緒に考える時間となればと思います。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・みなさま、お気軽にふらっとどうぞ。お待ちしています。


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