ナイトトリップ 踊る木々   [ 農学部萌え 4 ]

2012年10月25日

 

夜の農学部には、空間移動ができる場所があるんだよ。

ちょっと見は和める「お休み処」風だけど、夜になると、変わる。

そこはあなたを「試す場所」に変わる。

不思議なラインで囲われたスペースの真ん中に立ち、36秒。

湿ったひんやりした空気を、お腹の底から吸い込んでみる。

と、農学部発 ! どこまでも、どこへでも飛んで行ける。

まるで恒川光太郎の小説「神家没落」の移動する家みたいに・・・。

農学部の夜は深~い。

猫が出歩いているだけじゃないんだね。  左の階段は言問通りを越え、工学部側へ渡る陸橋へ続いている。

 

農学部のタイムマシン006

 

 

さて、不思議なスペースを管理しているのは、この樹木。

生きているマジシャン。 (*「壁際のバンザイじさん」の甥っこという説も)。

「あんたも、試してみるかい?」 と、気づいた人だけに、四本の腕で誘いのしぐさを見せている。

昼間はいたって楽しげに、サルサなんかを踊っているんだけどね。

 

魔法使い007

というようなことを、想像しながら食べた、

今夜のニューデリーディナー(農学部生協食堂・略して農食)

ご飯は赤米のM。

 

農食008

 

 野菜中心にチョイスして、計570円。財布にも体にもやさしいです。

 

 ああ、今日も農学部萌え~。

 

 

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