世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし –在原業平
今夜は雨。 明日は荒天で、桜ももう終わりです。
昨日友達と交わしたメール、桜から、椿、蓮、牡丹の花へと発展していきました。
北は北海道から南は九州沖縄まで、友達たちに、ご近所の桜たよりを送ります。
コサギが来ていた。橋のこちら、西側にいつも一羽で遊んでいるのに、
桜に浮かれ、 お花見にきたのかな。
考えなしにテキトーに植えた桜は、電信柱と合体するしかないのだ。
群生したり、並木だったり・・・。
私は一本だけ、立っている桜を、素敵だなと感じます。
ともかくともかく、まっすぐな桜並木が多いようです。
桜月夜。
照りもせず曇りも果てぬ春の夜の朧月夜にしくものぞなき –大江千里 –
春夏秋冬。毎晩、 見飽きないお月さま。
雨上がりの桜。つい写したくなります。しっとりと落ち着いていて。
散った、桜の葉。雨に濡れてきれいです。 文字通り桜貝のような淡さ、透明感。
ひとつ、ひとひら見ると、ほんとうに可愛い桜。日本人が好きなところかも。
おもふどち春の山辺にうちむれてそこともいはぬ旅寝してしが –素性法師
春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことは命なりけり —題知らず 読人知らず
桜川 。
さて、杏の季節がもうすぐです。
アンズって、「唐桜」ともいうのですってね。ジャム、作るね。