生きてくだけでも大変な特別な夏 ホットケーキが焼けるまで⑬

2010年9月6日

ひさびさ、なんと1か月ぶりの更新です。暑い、暑い夏、まだ終わりません。 8月はずっと自宅と病院の往復でした。 週5日間、加療の通院、なかなか大変です。残りあと僅か、頑張ります。 通院以外の外出はたった1回きり。前売り券を5月に買っていた、NODA・MAP公演「キャラクター」を4日に観に行ったのです。チケットを持ってなければ、行かなかったでしょう。感想などは後日に。 そんなわけで、ギャラリーのパソコンに目も通せず、失礼をしているかもしれませんが、しばしお待ちください。 メールは携帯のみで熱心になれず、ネットも全く使わない夏でした。 それでもなんら困らないのでした。まるで、パソコンを持ってなかった約25年前みたいです。さらにもっと昔、大学時代の夏休みみたいな感じさえありました。 毎日何をしていたかと言うと、通院以外これといったことはしてませんでした。 あえて言えば、老猫の世話。 ただ、ふと感じたことは「生きてることだけでもタイヘンだ」っていうことです。 なんにもしなくてもいいし、してもいいんですが。 ギャラリーや古本屋をやるのもタイヘンだけど楽しいわけですが、それ以外のことも、これまた、真面目に取組むとタイヘンだ。 話は変わりますが、海老蔵と結婚を控えていた女子アナさんに、ヘアメイクの人が「梨園に嫁ぐのは大変ですね」と言ったら、「人生って普通でも大変なことばかりだから…」とか応えておられていたとか。なるほど、です。 さて、小さくやせ細ってしまったきよちゃん、暑いのに頑張ってます。 ご飯食べて、時折いびきかきつつ爆睡、お水飲んで、日光浴して、私のことを観察もして。苦手な獣医さんにでかい注射をたまに打たれもします。 うーん…。きよちゃんは人(猫)生、タイヘンだと感じてるのかな。 私もわりかし猫っぽく暮らせた、今年の8月でした。 きっといつか、懐かしく思い出すに違いない、特別な夏になりそうです。

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