川の光号 [ホットケーキ70]

2012年11月2日

040

モーニンとイブニンが「川の光2」が終わったことを寂しがっていました.

 

さいごのタッタとチーチの会話は、

新たな冒険の旅の始まりを暗示させました。

 

わたしはたまたま、川の近くに住んでいるので、

毎日のように川を渡ります。橋の上から川を見る癖があります。

 

朝は川を見下ろして水鳥や水草などの様子を確かめて駅に向かい、

夜は川の流れの先の橋を、その先を遠く望んで、

川の上に浮かんでいる月を確かめるのが習慣です。

 

今日は月と星が、すっきりと見えました。

 

川の植物、水鳥、川辺の動植物は常に変化しているので飽きません。

 

小さな流れもやがて海に繋がっている、

それが<光>?

 

お話は終わっても(「川の光3」があるかも。)、

まだ、少しだけ知っている、なじみの川がそこに流れていることに喜びを感じました。

 

あいつ

水ぬるむ039

 

 

「しかし、それで良いのだ。どんなにその内部にとどまっていたくても、いずれは終わりが来ること、

来ざるを得ないことそれ自体も、物語というものの持つ本質的な魅惑の一つなのだから。」

                      (2012/10/30読売・松浦寿輝さんの「連載を終えて」より)

 

 

 

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