「網膜のプレパラート」 上畑ナオミ × ミズタニカエコ 二人展
2014年10 月2日(木)→ 10月5日(日) 12~17 pm 最終日16pmまで
ペン画と短歌、のコラボレーション展覧会です。
お茶とお菓子をいただきながら、ペン画と短歌の佇まいをじっくりと観察してみませんか?
モチーフも言葉も、なにかが引っかかりになって、この場に召喚されたもの。
それらが往来する気配を感じながら、ゆったりとしたひとときをすごす贅沢、
ヴァリエテ本六ならではの楽しみ方ができます。
二人展へむけての message
上畑ナオミ (歌人)
大好きなペン画家ミズタニカエコ氏の絵とガチンコ勝負したくて、
一行詩としての短歌を、視覚的に魅せられるように形にしました。
平面に刻まれた漆黒は、孤独ですが、あらゆる色を呑み込んで存在しています。
さまざまな感情の起伏を織り込んだ、祈りのようなドットメッセージへの返歌を
私は果たしてかえすことができたのでしょうか。
ミズタニカエコ (ペン画家)
言葉を巧みに操る上畑ナオミ氏の短歌を、自分なりに解釈し、
織り込むように絵にしてみました。
違う表現でも根底を流れる水脈は同じだと実感した今回の試みです。
会期中はミズタニカエコさんお勧めの日本酒のご紹介、
特製おつまみ風お菓子の販売、
自家焙煎珈琲のサービスもあるかもしれません。
乞ご期待 !!
※お菓子の販売、珈琲のサービスは数に限りがありますので、なくなり次第終了いたします。
◉ 二人展開催記念「連歌会」を開催します!!
10/4(土)14:00~
気軽な<<連歌会カフェ>>>です。
参加される方を大募集しています!!
ご予約は、
お電話03-3811-7466、メールinfo@honroku.jp まで。
当日参加も大歓迎。ギャラリーもご自由に。
Café仕立て、簡易版の連歌会です。
リラックスして一緒に言葉遊びを楽しみましょう。
Profile
上畑ナオミ >>>
メタファーは自分を窮屈にしない。
無力感ばかりの状況を喩で対象化すると、幾分か楽になることに気づいたのは十代の頃だった。
以来、間欠的に詩を書いてきたが、母の影響で7年前から短歌を書き始める。
短歌には57577という文字数の制約がある。このほうが萌える。
コピーライターで飯を食ってきたせいかもしれない。
歌は存在の狭間にある未知を掬いとりたい思いで作っている。
ミズタニカエコ >>>
1969年 大阪府箕面市出身
1994年 独学でペン画を始める
2004年 銅版画を始める(中村ちとせ氏に師事)
1992年以降 京阪神、東京、海外にて個展、グループ展に多数参加